哲学/倫理学セミナー








第二四回
「シェリングと悪」 三重野 清顕
 悪はなぜ、そしていかなる仕方においてあるのか。「哲学
と宗教(1803)」以来、シェリングによって自由と悪の問題
が中心的に扱われるようになる。自由においてこそ悪の実在
性が端的に要求されるのであるが、シェリングはその根源を
経験的な時間性を超越した、それでもなおひとつの時間性の
うちに見出すことになった。こうしてシェリングは「自由論」
から「世界の諸世代」にかけて、時間の外なる「過去」「未
来」をめぐる歴史哲学の構想へと向かったのであった。本稿
ではこうした自由、悪の時間性をめぐる基本的な枠組みを明
らかにすることを目指している。
 
【参考文献】
  • シェリング『自由論
    (岩波文庫あるいは中公世界の名著)
  • シェリング『シュトゥットガルト私講義』
  • シェリング『世界の諸世代』
    (シュレーター版全集第3巻及び遺稿集所収)
  • カント『たんなる理性の限界内の宗教
    〈カント全集10〉(岩波書店)
【お問い合わせ】 pe-seminar@mail.goo.ne.jp
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【日時】
2005.5.28
14:00〜17:00
【場所】
文京区民センター
3C会議室
※参加無料
皆様ご自由に
ご参加下さい。
【関連リンク】
悪と暴力の倫理学
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第四回例会