哲学/倫理学セミナー








第二八回
「聖なるファシズム」佐々木 雄大

 「諸君の今あるすべては余のおかげであり、余の今ある
すべては諸君のおかげである」(ヒトラー演説)。全体
主義とは、指導者の至高な意志が暴力によって貫徹され、
その世界観の下に大衆が隷属させられる政治体制である。
とはいえ、それは独裁的な圧政ではない。そこには、
俗なるものから聖なるものへと回帰する方法、すなわち
供儀の仕組みが働いている。本論は、モースの供儀論と
シュミットによる友−敵理論を用いて、全体主義のカラ
クリと至高性の現代的なあり方を問うものである。





【参考文献】
  • M.モース/H.ユベール『供儀』小関藤一郎訳
     (法政大学出版局)
  • H.アーレント『全体主義の起原』大久保和郎・大島かおり訳
     (みすず書房)
  • C.シュミット『政治的なものの概念』田中浩・原田武雄訳
     (未来社)
【お問い合わせ】 pe-seminar@mail.goo.ne.jp
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【日時】
2005.10.29
14:00〜17:00
【場所】
文京区民センター
3-D会議室
※参加無料
皆様ご自由に
ご参加下さい。
【関連リンク】
悪と暴力の倫理学
■『差異のエチカ
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